【元派遣営業が解説】紹介予定派遣はやめたほうがいい?後悔しないための確認ポイント

紹介予定派遣という制度を知ったのものの「紹介予定派遣はやめたほうがいい」「紹介予定派遣はやめとけ」という意見が多く不安になりますよね。

紹介予定派遣は派遣社員として一定期間働いたあと、本人と派遣先企業の双方が合意すれば直接雇用に切り替わる仕組みです。

「ゆくゆくは直接雇用になれるなら魅力的」と思う一方で、

・本当に直接雇用になれるの?
・最初から直接雇用の求人に応募した方がいい?

と不安や疑問も感じてしまいますよね。

紹介予定派遣にはメリットだけでなく、知っておきたいデメリットもあります。制度をよく理解しないまま選ぶと「やめとけばよかった」と後悔することも。

そこで今回は元派遣営業の私が、紹介予定派遣のメリット・デメリットをわかりやすく解説します。

この記事を書いた人

  • 非正規×副業主婦
  • 転職5回。派遣・パートなど、さまざまな働き方を経験。
  • 在宅でブログや動画編集などの副業に挑戦中。
  • INFJ・HSP気質。
  • 非正規で働くリアルや副業の体験談、「自分らしい働き方」を発信中。
目次

そもそも紹介予定派遣って?

紹介予定派遣は派遣期間を経たあと、派遣スタッフ・派遣先企業双方の合意があれば直接雇用になれるというものです。

派遣期間は「最大6ヶ月」。それまでに双方の合意があれば、6ヶ月以内で直接雇用になれます。

派遣期間が最大6ヶ月なので、それまでに派遣スタッフは直接雇用になるかどうか、派遣先企業は直接雇用になってほしいかどうか決めなければなりません。

6ヶ月を超える派遣期間はNGです。

派遣期間内に職場が合うかどうかを見極め、判断しなければならないルールになっています。

ひより

一般派遣との違いはこんな感じです!

一般派遣との違い
  • 書類選考がある
  • 面接がある(※二次面接・最終面接がある場合も)
  • 派遣期間は最大6ヶ月
  • 直接雇用になれる可能性がある

紹介予定派遣はやめておいた方がいいと言われる理由

紹介予定派遣はやめておいた方がいいと言われる一番の理由は、直接雇用になれない可能性があるからです。

書類選考・面接に無事合格したものの、派遣期間を経て断られる可能性もゼロではありません。

・スキル不足
・会社に馴染めていない
・勤務態度がよろしくない など

上記のような理由で断られることもあります。

一方で、派遣スタッフ側が「思っていた会社ではなかった」という理由で断るケースも少なくありません。

ひより

わたしが営業担当していた時は、企業側より派遣スタッフが断るケースの方が多かったです。

どちらにせよ、紹介予定派遣の派遣期間は最大6ヶ月なので直接雇用になれなかった場合は「6ヶ月以内で退職した経歴」がついてしまいます。

直接雇用になれず、経歴にも傷がついてしまう可能性があるため「紹介予定派遣はやめておいたほうがいい」と思われやすいです。

紹介予定派遣で応募するデメリット

では紹介予定派遣のデメリットを具体的にご紹介していきます。

選考がある

・書類選考
・適性検査
・面接 など

紹介予定派遣は正社員並の選考があります。(派遣先企業にもよる)

派遣先企業によっては適性検査や二次面接、最終面接まであるところも。

選考に関して派遣会社がしてくれるのは「履歴書・職務経歴書」を添削してくれることくらいです。

ひより

あとは「良い人なのでお願いします」と営業してくれます。

一般派遣のように手厚くフォローしてくれるわけでもないため、選考があることは紹介予定派遣を選ぶデメリットですね。

紹介予定派遣の場合、履歴書・職務経歴書は派遣会社を経由して派遣先企業へ提出されます

見定め期間がある

選考通過したのに、そのあとにも見定め期間(派遣期間)があるんです。

ひより

実際に働く姿を見て評価されます…!

一般応募の場合、選考に通過さえすれば直接雇用になれますよね。

でも紹介予定派遣は「選考通過→派遣期間での見定め→双方の合意後に直接雇用」と直接雇用までの道のりが長いんです。

選考が通ったあとも見定められるため、人によってはしんどいと感じる場合もあるでしょう。

直接雇用になれない可能性もある

紹介予定派遣は直接雇用になれない可能性もあります。

6ヶ月以内の派遣期間を経て、派遣先企業から「直接雇用の話はなかったことで…」と言われた場合は再度転職活動をしなければなりません。そうなった場合、経歴にもキズがついてしまいます…。

ひより

こう聞くと「優秀な人じゃないとダメなんじゃないか?」とも思ってしまいますが、選考が通っていれば余程のことがない限り直接雇用になれているケースが多かったです。

ですが「就業態度・スキル・人柄」が見られているのは確かです。

選考を通過しても必ず直接雇用になれるわけではないことは紹介予定派遣を選ぶデメリットでしょう。

紹介予定派遣で応募するメリット

では紹介予定派遣を使うメリットは何なのでしょうか。

ここまでデメリットを多くご紹介してきたのでメリットはあまりないようにも思えますが、紹介予定派遣経由で良いこともあります。

自分に合う会社かどうか判断できる

紹介予定派遣は直接雇用になる前に自分に合う会社かどうか判断することができます。

・会社内の雰囲気
・人間関係
・仕事内容 など

派遣スタッフ側も6ヶ月以内の派遣期間中に「自分に合うかどうか」考えることができるんです。

今まで働いてきた会社でこんな経験はありませんでしたか?

  • お局さんがいて耐えられずにやめてしまった
  • 面接時に聞いていた仕事内容ではなかった
  • 残業や休日出勤が多すぎて大変だった

面接の時は良い印象を抱いていたのに、実際に働いてみると全然違うかったということってありますよね。

でも紹介予定派遣なら直接雇用になる前に「会社の中身」を知ることができます。その上で直接雇用になるかどうか判断できるのはメリットでしょう。

直接雇用にならない選択肢もある

6ヶ月以内の派遣期間を経て「直接雇用にならない選択肢」もあります。

派遣先企業に試されている期間と捉えがちですが、派遣スタッフ側も派遣先企業を見極める期間があるんです。

正社員やパートだと、よく試用期間がありますよね。

試用期間中に「この会社で長く勤められなさそう」と思ってもなかなか辞められなかったり、引き止められたりするパターンもありますが、紹介予定派遣の場合はそれがありません。

ひより

派遣会社が間に入っているため、派遣営業を通じて辞める意思を伝えられます。

また、契約期間まで働けば派遣社員での期間満了になるため、なぜ辞めたのか聞かれた場合も「派遣期間満了で終了しました」など伝えやすくはあります。

実際に会社で働き、直接雇用にならない選択肢もあるのは紹介予定派遣ならではですね。

紹介予定派遣でしか出会えない求人に応募できる

・非公開求人
・大手優良企業求人 など

派遣会社を経由することで、普段なら出会えない求人に応募できることもあります。

紹介予定派遣で求人募集している企業の中には、派遣会社とのパイプが強いこともあるからです。

ひより

一般派遣を雇っている企業はこのような傾向があります。

派遣先企業が正社員を募集したいとなった場合、お世話になっている派遣営業担当に依頼をして紹介予定派遣で募集するケースもあります。

そのような背景から「直接応募なら書類で落ちるような会社」で働ける可能性もあるんです。

紹介予定派遣経由で応募するだけで求人の幅が広がるのは求職者側のメリットでしょう。

【紹介予定派遣】後悔しないための確認ポイント

ここまで紹介予定派遣のデメリット・メリットをお話ししてきましたが、応募する前に「後悔しないための確認ポイント」もあります。

紹介予定派遣が気になっている方は、この内容をしっかりと確認してから応募していきましょう。

直接雇用後の雇用形態

まずは「直接雇用=正社員」ではありません。

直接雇用と聞くと正社員をイメージする人が多いかもしれませんが、契約社員やパート、アルバイトの場合もあります。

ひより

正社員か契約社員が多いですが、確認は必要です。

正社員になりたい方は特に直接雇用後の雇用形態が正社員かどうかを確認しておきましょう。

求人の中には試用期間(数ヶ月)は契約社員で、その後に正社員になる場合もあります。

その場合は「正社員になる場合は正社員登用試験があるのか・過去の実績はあるのか・何もなく試用期間を過ぎただけで正社員になれるのか」まで確認しておくと安心です。

直接雇用後の詳細条件

  • 給料
  • 賞与(年何回、評価基準)
  • 残業はどのくらいか
  • 残業代はでるのか
  • 休日出勤
  • 福利厚生面 など

紹介予定派遣に応募する際は、直接雇用後の詳細条件をしっかり確認しておきましょう。

「確認するのは当たり前!」と思われるかもしれませんが、紹介予定派遣は6ヶ月以内の派遣期間があるのでその期間は就業条件がゆるいことがあるんです。

例えば、「まだ派遣社員として雇っているから定時で帰ってね」と言われたけれど、周りを見ると正社員の方たちは残業でオフィスに残っているというようなこともあります。

なので応募する際はもちろんのこと、選考通過後も気になることがあれば派遣会社を通して条件等を確認しておくと、よりギャップが少なく長期的にも働きやすいでしょう。

紹介予定派遣の選考内容

派遣先企業によって選考内容が変わります。

  • 書類選考→最終面接
  • 書類選考→適性検査→最終面接
  • 書類選考→適性検査→一次面接→最終面接 など

選考~就業決定までには「約2~3週間」かかる場合もあるため、あらかじめ確認しておくと他の就職活動とも並行して進めやすいです。

ひより

稀にものすごく早い判断で進められることもありますが、ほとんどは平均2週間程度はかかる印象です。

紹介予定派遣に向いている人の特徴

ひより

下記に当てはまる人は紹介予定派遣を転職方法の一つとして考えるのも一つです。

紹介予定派遣に向いている人
  • 早期退職は避けたい
  • 人間関係で絶対に失敗したくない
  • 慎重に職場を見極めたい
  • ゆくゆくは直接雇用で働きたい
  • 転職活動がうまくいかず、他の方法で仕事探ししたい

紹介予定派遣はデメリットもありますが、普段では出会えない会社に応募できたり、会社の雰囲気を知ってから直接雇用になれるメリットもあります。

どのような求人があるのか知ってから考えたい方は、登録は無料なので求人を見てから判断するのもおすすめです。

タイミングにもよりますが、求人の中には「未経験OKの20代〜経験豊富な40代の方」まで応募可能なものもあるのでまずはお話を聞いてどのようにするか考えてみてくださいね。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

紹介予定派遣は6ヶ月以内の派遣期間がありますが、双方合意があれば直接雇用になれます。

デメリット・メリットの両方がありますが、人によっては直接雇用になれるなら応募してみたいという方もいます。

なかなか知られていない制度ですが、気になる方は転職活動の一つの方法として見てみるのもおすすめです。

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