40代で「派遣」か「パート」かどちらがいいか悩む方は多いのではないでしょうか。
実際、派遣とパートでは働き方はもちろんのこと、待遇なども異なります。
そこで今回は「派遣」と「パート」の違いや「メリット・デメリット」についてご紹介していきます!
ひより元大手人材営業の経験、派遣社員もパートの経験もあるため、リアルにご紹介していきます!
40代主婦は派遣とパートどちらがいい?





正直、何を求めるかによって派遣かパートか決まります。
休みやすさを求めるなら「パート」、時給を求めるなら「派遣」がおすすめです。
・幼い子どもがいる
・通院や介護がある
など、家庭事情で不定期の休みが多い場合は「パート」の方が融通もききやすい傾向にあります。
「派遣」は即戦力を求められるため、休みすぎると契約を切られるリスクがあるのも事実でしょう。
一方で、「派遣」はパートより時給がはるかに高いです。
仕事内容に見合った時給を派遣会社が定めてくれているため、専門職(経理・Webデザインなど)であればより高い時給を得られます。
どちらがライフスタイルや希望の働き方に合っているか、考えていきましょう。
派遣とパートの3つの違い


「派遣」と「パート」は同じ非正規ですが、大きな違いがあります。
それは、派遣は派遣会社(派遣元企業)と直接雇用、パートは直接雇用であることです。
それによって、働き方や待遇にも大きな違いがあります。
違いを知っておくことで、どちらが合っているのか考えやすいため、一つ一つ見ていきましょう。
①契約期間の長さ
1つ目は「契約期間の長さ」です。
派遣は「平均3ヶ月更新」、パートは「平均1年更新」であることが多いです。
そのため、派遣の場合は「最短約3ヶ月」で派遣切りになる可能性が高くなってしまいます。
派遣社員を募集している派遣先企業は、
・産休育休中社員のつなぎ
・即戦力がほしい
・繁忙期で人員補充したい など
期間限定で募集しているケースも多いです。
もちろん、長期就業を希望している派遣先企業もありますが、中にはすぐに判断される場合もあります。



子どもの急な熱や、親の介護などで休みが多すぎてしまうと「派遣切り」になる可能性が高いでしょう。
一方でパートは、契約期間が「平均1年」で休みの融通が利きやすい特徴があります。
実際、パート社員は家庭事情も考慮した上で採用されているケースが多いですよね。
「契約期間の長さ」が違うことで、働き方も大きく変わりますね。
②時給の平均値
2つ目は「時給の平均値」です。
一般的に時給は「パート」より「派遣」の方が高いです。
実際、私は派遣でもパートでも働いたことがありますが、派遣の時給は「約1,500円」、パートの時給は「約1,300円」でした。
しかも、パートで働いていた時はデザイン系の仕事をしていたのですが、それでも「1,300円」です。



同じ内容で派遣であれば、「1,800円〜2,000円以上」の内容でした。
時給で言えば数百円程度しか変わりませんが、1ヶ月で考えると「3,000円以上」変わってきます…!
時給の平均値が違えば、家計の余裕も変わってくるので、大きな違いでしょう。
③福利厚生の手厚さ
3つ目は「福利厚生の手厚さ」です。
福利厚生は派遣の方が手厚い傾向にあります。
例えば、派遣の場合は就業条件をクリアしていれば
・社会保険の加入
・有給休暇の付与
・産休育休の取得 など
正社員と同じような福利厚生を得ることができます。
一方で、「パート」の場合は会社によって異なります。
私がパートで働いていた会社は中小企業だったので「有給休暇なし」、途中まで週20時間働いているにも関わらず「社会保険の加入もなし」でした。



もちろん、育休の取得もありません。
福利厚生の手厚さは、「派遣」か「パート」かで大きく変わってきますね。
派遣で働くメリットとデメリット


次に、派遣で働く「メリット」と「デメリット」についてご紹介していきます。
ライフスタイルによってどちらが合っているのかも変わってくるので、一つ一つ確認していきましょう。
派遣で働くメリット
仕事内容が限られている
派遣は「仕事内容」が限られています。
「契約書に記載されている範囲内」での仕事内容になるからです。
例えば、パートのように直接雇用であれば、契約内容に記載されていなかった車でのお出かけや休日出勤も指示をされればやらなければなりません。
一方で派遣の場合は、派遣会社が間に入っているため契約内の仕事内容をすれば問題ありません。
また、難しい場合は、派遣営業を通して断りやすいメリットもあります。
契約範囲内の仕事になるため、精神的にも肉体的にも負担が軽くなりやすいでしょう。



仕事内容が限られているのはもちろんのこと、休憩時間がしっかり1時間取れるのも個人的には嬉しかったです!
就業条件を選びやすい
・就業条件を選びやすい
・定時で帰れる
・通勤片道30分以内
・就業時間9-17時まで
・土日祝休み など
就業エリアにもよりますが、「就業条件を選びやすい」メリットがあります。
理由としては、希望条件に合ったお仕事紹介をしてくれるからです。
転職ではよく「今の自分で働ける会社」を探しがちですが、派遣は「希望条件を満たす会社」を選べます。
大手派遣会社を選べば、パートよりも求人が多いため自分に合った就業先も見つけやすいです。
就業条件を選べるのは派遣で働く1つのメリットでしょう。
社内イベントが自由参加
派遣は「社内イベントが自由参加」です。
社内ルールの強要はありません。(※会社にもよりますが…)
例えば、
・歓迎会や送迎会の参加
・二次会の参加
・年末大掃除 など
派遣は自由参加な場合が多いです。
直接雇用の場合、年末大掃除などは、掃除をするためだけに出勤をすることもありますよね。
ですが、家庭事情があればすんなり断りやすい立場にあります。
社内イベントが自由参加であることは派遣で働くメリットですね。
派遣で働くデメリット
派遣切りがある
派遣は「派遣切りが起こる」可能性があります。
派遣は「即戦力」として見られていることも多いため、派遣先企業によってはすぐ判断されてしまいます。
また、
・新入社員、中途社員での人員確保
・経営不振 など
派遣先企業の事情によって切られることもあります。
場合によっては半年未満で切られることもあるため、派遣で働く上では大きなデメリットでしょう。
同じ派遣先企業では最大3年しか働けない
派遣は、同じ派遣先企業で長くとも「3年」しか働けません。



派遣は個人抵触日(同じ派遣先企業で働き始めてから3年後の日)という3年ルールがあるからです。
抵触日を迎えた場合、
・無期雇用派遣として同じ派遣先企業で働く
・直接雇用(パート、契約社員、正社員など)となり同じ派遣先企業で働く
・違う派遣先企業で派遣として働く など
3者間(雇用者・派遣先企業・派遣営業)が話し合い、決定していくこととなります。
環境が変わることは確かなので、人によってはデメリットと感じることもあるでしょう。
孤立しやすい
派遣は「孤立しやすい」です。
やはり派遣会社が間に入っているからこそ、外部から来てもらっている人と位置付けられやすいです。



だからこそ、社内ルールを強制されないメリットもありますが…。
中には「どこまで仕事をお願いしていいか分からない」という派遣先企業もあります。
結果として、派遣と直接雇用の社員の方との温度差が生まれてしまうなんてことも。
気になる場合は、同じ部署に派遣の方がいる派遣先企業を希望するのがおすすめです。
パートで働くメリットとデメリット


次にパートで働くメリットとデメリットをご紹介していきます!
パートで働くメリット
長期的に働きやすい
パートは「長期的に働きやすい」です。
契約期間も「平均1年」で、会社側も長期で募集していることが多いからです。
よほどのことがない限り、契約期間で切られることはありません。
安定を求めている方にとっては、長期的に働けることは大きなメリットでしょう。
休みやすい
パートは、家庭事情などでも「休みやすい」です。
というのも、そのような家庭事情も考慮した上で採用されていることが多いからです。
実際、パートの方は
・小さい子どもがいる
・家族の介護をしている
・通院が必要 など
フルタイムでは働けない理由がある方が多いです。
そのため、急な休みが必要であっても多めに見てもらいやすいメリットがあります。
時短求人が多い
「時短求人が多い」ことは、パートで働くメリットです。
・週3-4日勤務
・9-16時勤務 など
パート求人は時短求人が豊富にあります。



なかなか時短求人って少ないんですよね。
派遣でも扶養内求人はありますが、数が限られているため通勤が遠くなってしまうケースもあります。
時短で仕事を考えている方は、パートを選ぶのも1つの方法でしょう。
パートで働くデメリット
給料が少ない
パートは「給料が少ない」です。
時給も最低賃金に近く、ボーナスも出ません。



昇給もなかなかありませんよね。
給料はモチベーションにも直結するため、稼ぎたい方にとっては大きなデメリットになるでしょう。
正社員になりづらい
パートは「正社員になりづらい」です。
よくハローワーク求人に「正社員登用あり」と記載がありますが、見かけだけの場合も多いです。
20代、30代であれば可能性もありますが、40代であれば派遣の方が正社員になれる可能性は高いでしょう。
幅広い仕事を任せられる場合がある
パートは直接雇用のため、会社によっては何でも任せられる場合があります。
例えば、
・ほぼ正社員と同じような仕事
・車を使ったおつかい
・他部署の人の雑務係 など
直接雇用だからこそ、最初聞いていた仕事内容とは全く違う仕事を任せられることもあります。
人によっては何でも屋、雑務係にもなりやすいです。
パートと言えばアルバイトのようなイメージがあるかもしれませんが、会社によっては低単価で都合よく使われる場合もあります。
「パートなのに?」と思ってしまうこともあるため、幅広い仕事を任せられることはデメリットでしょう。
50代なら派遣かパートかどちらがいい?


50代になれば、パートの方がおすすめです。
理由としては、派遣先企業が募集の際に「49歳まで」と条件を付けている場合が多いからです。
そうなれば、50代で派遣登録をしてもなかなか良い条件の派遣先企業を見つけることができません。
やはり50代となると、
・新しい仕事に慣れるまでに時間がかかる
・自分の意志が強い など
イメージを持たれやすいのが現実です。



40代であれば派遣求人も多く選びやすい立場にあるので、個人的には40代で迷っているなら「派遣」を選ぶのがおすすめです。
まとめ


最後まで読んでいただきありがとうございました。
「派遣」と「パート」は同じ非正規ですが、仕事内容も待遇も全く違います。
ライフスタイルに合わせて、どちらがいいか考えてみてくださいね。

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