派遣会社に登録して仕事に応募しているのに、社内選考に通らない…。
「何件応募しても落ちてしまう」
「派遣会社から連絡すら来ないのはなぜ?」
「このまま仕事が決まらなかったらどうしよう」
派遣の社内選考に通らないと、自分のスキルや経験に問題があるのではないかと不安になりますよね。
確かに、スキルや経験が足りていないことは社内選考で落ちる理由の一つです。
でも、社内選考に落ちる理由は、スキルや経験だけとは限りません。求人の応募状況や企業が求める条件、派遣会社側の事情など、さまざまな要因が関係しています。
この記事では、元派遣営業の視点から派遣の社内選考が通らない5つの理由と、選考を通過するためにできることを解説します。
「派遣会社から連絡が来ない理由」や「仕事を紹介してもらいやすくするためのポイント」も紹介するので、参考にしてください。
社内選考が通らない5つの理由
ではまず「社内選考が通らない5つの理由」をご紹介していきます。
原因を知ることで、対策もしやすくなります。一つ一つチェックしてみましょう。
①過去にドタキャンしたことがある
過去にドタキャンしたことがある場合は社内選考は通りづらいです。
「約束を守ってもらえない」という印象がつき、他の人で進んでしまうこともあります。
・職場見学に無断欠席したことがある
・職場見学当日に断る
・職場見学当日に連絡がつながらない など
派遣先企業にアポイントを取った上で日時設定しているため、また連れていきたいと思われなくなるんです。
派遣先企業側からすれば派遣会社の印象も悪くなり、せっかく契約してもらえたのにクレームが発生してしまうこともあります。
ひより職場見学のキャンセルや就業開始日に来ない人は派遣会社から一番嫌がられます…!
行動履歴にも残ってしまうため、すでに心当たりがある場合は、他の派遣会社に登録し直す方がスムーズに進みやすいこともあります。
②他社受けが多い
・正社員を受けている(第一希望)
・他の派遣会社で顔合わせが決まっている
・滑り止めで派遣を受けている など
他社受けが多い場合は、社内選考が進みづらいです。
派遣は職場見学当日に結果が出ることもあるため「すぐに働ける人」「紹介している求人を優先してくれる人」の方が早く進みやすいです。



直接雇用求人を受けている場合は結果まで1週間以上かかることもありますよね。
派遣先企業も「明日からでも就業してほしい」と思っている会社も多く、返事を待ってはくれません。
決まりやすい人を優先することもあるため、他社受けをしている場合は社内選考が進みづらいこともあります。
③希望条件が細かすぎる
希望条件を細かくしすぎると、社内選考が通らないことがあります。
「こだわりが強い」印象を与えてしまい後回しにされてしまうこともあるんです。
・残業が少なめ
・土日祝休み
・9-17時就業
・直接雇用可能性あり
・駅近
・大企業 など



このような条件は人気なので、競争率も高いです…!
派遣は希望条件を選べることが一つの魅力なので、できれば希望を通したい気持ちもありますよね。ですが、選び過ぎてしまうと返って紹介しづらくなってしまいます。
「譲れない条件」を決めて、優先順位をつけておくことが大切です。
④ネットから派遣求人に応募している
ネットから応募している場合は、書類選考が進みづらいこともあります。
派遣求人は入れ替わりが激しく、ネット上に記載されている求人はすでに終了している(他の人で進んだ・すでに就業決定した)ことも多いからです。
(もちろん、まだ募集している求人もありますが…。)
派遣登録したあとは、よく担当者から電話がかかってきますよね。
電話で紹介される求人は「今まさに募集している求人」なので、電話で「応募します」と伝える方が圧倒的に書類選考が通りやすいです。



派遣先企業の条件・派遣スタッフの登録内容を見て電話をかけてくれているためマッチング率も高いです。
「電話は出るのがめんどくさい…」という気持ちもわかるのですが、ネットで応募している場合は一度派遣会社からの電話に出てみるとスムーズに進む場合もあるでしょう。
⑤連絡が取りづらい
連絡が取りづらい場合、社内選考が知らぬ間に不合格になっていることもあります。
人材確保を急いでいる派遣先企業も多いため、連絡が繋がらない場合は他の人で進むこともあるんです。
なので派遣会社からの電話に出られず、翌日にかけ直した時点ではすでに他の人で進んでいるなんてこともあります…!



派遣求人は早い者勝ちです…!
派遣は職場見学当日に就業決定することもあるくらいスピード感があります。
連絡を疎かにしている場合は、それが書類選考が通りづらい原因になっていることもあるでしょう。
派遣会社の人選ポイント
派遣会社の担当者に「何を見られているのか?」「この人にお仕事を紹介したい」と思われるポイントはどこなのか、お話ししていきます。
就業開始日が明確になっているか
「就業開始日が明確な人かどうか」は人選ポイントとして見られています。
「人手が足りないから明日からでも働いてほしい」
「前任の引き継ぎ期間がある内に来てほしい」
という派遣先企業が多いからです。
次の仕事が決まってから今の会社に退職を伝えたい人もいるかもしれませんが、辞められず引き延ばしにされることもありますよね。
そうなった場合、派遣先企業は待ってくれず「違う方を紹介してほしい」と言われることもあります。
人選時に「いつから働けるのか」「退職日が決まっているのか」は意外と見られているポイントでしょう。
信頼できる人かどうか
「信頼できる人かどうか」は重要な人選ポイントとしてみています。
派遣は契約更新制なので「契約期間」は守ってもらわないといけないからです。
たとえ、初回更新時にやめる場合でも「引き継ぎ」や「次の人を探すため」にいてもらわなければなりません。
そうなった時に、
・職場見学が決まっていたけど、やっぱり辞退したい
・就業決定したけど、やっぱり他を見てから決めたい など
一度確定したことを覆すような行動をする人は信頼できないと判断されがちです…。
求職者サイドとしては「職場見学の日程まで決まったけど行きたくなくなった」「決まったけれど他社の方がいいかもしれない」という気持ちもあると思います。
ですが、そういった理由で予定キャンセルやドタキャンが起こると、派遣会社はその度にクレーム対応に追われているんです。



“人 対 人”のサービスになるため「約束をしっかり守ってくれるかどうか」はしっかり見られているでしょう。
印象・人柄が良いか
「印象・人柄」は意外と見られています。
派遣先に安心して紹介できる人かどうかを見定めるためです。
実際にスキルは二の次で人柄が良ければOKという派遣先企業もあります。
求人紹介をした際に挨拶もなし、タメ口で話していれば「派遣先でも同じことをする人なんじゃないか?」という印象がついてしまいます。
無理して丁寧に接しすぎる必要はありませんが「見定められている」ことを忘れないでおきましょう。
社内選考の通過率を上げる方法


では次に「社内選考を通りやすくするための方法」をご紹介していきます。
すぐにできることもあるのでチェックしてみてください。
連絡をマメにとる
連絡をマメにとることを心がけていきましょう。
派遣は電話で求人紹介、職場見学日時の決定を行うことも多いからです。



またネット上の求人はすでに終了していることもよくあります。
・電話に気づいた時は早めにかけ直す
・就業中の場合は電話が繋がりやすい時間帯を伝えておく
・電話よりメールなら早めに返信できる など
“都合がつきやすい時間帯・連絡手段”を伝え、連絡をマメにとることを心がけましょう。
派遣では保留や様子見をしている間に他の人で進んでいて、結果として社内選考に落ちている状態になっていることもあります。
連絡をマメにとれる人は求人紹介もしやすいため、なるべく連絡は取れるようにしておくのがおすすめです。
希望条件を絞る
希望条件を絞って仕事を探していきましょう。



例えば、こんな感じです!
1.残業が月10時間以内
2.営業事務の経験を活かせる会社
優先順位をつけておくことで、社内選考も通りやすくなります。



下記条件は特に人気なので、自分の中の優先順位を決めておくのがおすすめです。
- 残業ゼロ、残業月10時間以内
- 大手企業希望
- 一般事務(電話少なめ)
- 駅近
- 土日祝休み
派遣だからこそ希望条件が選べる立場にありますが、条件を絞り過ぎてしまうと紹介できる求人は狭まってしまいます。
社内選考を通りやすくするためにも希望条件を絞ってお仕事探しをしていきましょう。
就業開始日を確定する
現在就業中の方は「いつから働けるのか」を明確にしておきましょう。
派遣会社としては「職場見学で就業が決まりやすい人」を職場見学に連れていきたいからです。
いつから働けるかわからない人と、就業開始日が明確な人であれば、後者の方が社内選考は通りやすいです。
「次の職場を決めてから退職日を決めたい」という気持ちも分かりますが、派遣の場合は曖昧なままであれば求人紹介がしづらいこともあります。(直接雇用であれば待ってくれるところもあるかもしれませんが…)
社内選考が通りやすくなることもあるため、就業開始日は確定して伝えておきましょう。
派遣登録後に絶対にやってはいけないNG行動
ドタキャンやキャンセルはどうしても悪い印象を与えてしまうため、やめるようにしましょう。
・やっぱり違う派遣先企業の職場見学に行きたい
・行く気がなくなったからキャンセルする など
一度でもしてしまうと履歴にも残り、社内選考が通りづらくなってしまいます。
職場見学が近づくに連れて「やっぱり行きたくない」「行くのがめんどくさい」と思うことはありますが、職場見学に行ってから断る方が、今後の求人紹介もしてもらいやすいです。
派遣登録後は約束をしっかり守るように心がけておきましょう。



もしすでにしてしまっている場合は、他の派遣会社に登録するのも一つの手です。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
派遣の社内選考が通らない理由、派遣会社の人選ポイントと通過率を上げる方法についてご紹介しました。
「スキル・経験」を気にしてしまいがちですが、社内選考では他にも見られているポイントがあります。
直接雇用とは違う、派遣だからこそ気をつけることや重視しているポイントも異なります。
書類選考の通過率を上げて、次の職場を決定できる一つの参考になれば嬉しいです。

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