【体験談】正社員から派遣になってよかった?3年間働いて分かった派遣社員の実態

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・派遣社員って実際どうなの?
・正社員から派遣社員になったメリット、デメリットは?

20代から転職を何回も経験し、働き方を変えてみようと非正規で働き始めることに決めてから数年。

最初は派遣に不安を抱いていましたが、今では「あの時、派遣を選んでよかった」と思えています。

ただ、正社員ではない働き方だからこそ感じた「良かったこと・微妙だったこと」もありました。

そこで、この記事では

・【体験談】派遣社員で働いてよかったこと
・【体験談】派遣社員で働くデメリット
・派遣社員のリアルな実態
・派遣社員として働いて大事だと思ったこと

についてご紹介していきます。

良いことも悪いこともご紹介していくので、 1つの経験談として参考にしてみてくださいね。

わたしが就業していた派遣先企業の特徴

・営業事務
・土日祝休み
・週5フルタイム
・派遣社員複数名在中
・全体就業人数15名程度
・基本静かな雰囲気

目次

正社員から派遣になって実際どうだった?

正社員から派遣になり、心に余裕を持ちながら過ごせるようになりました。

派遣社員になって変わったこと

◼️Before:四六時中仕事のことが頭から離れなかった
After:メリハリをつけて働くことができた

◼️Before:常に疲労感があった
After:憂鬱な気持ちが軽減され、毎日カウントダウンすることがなくなった

◼️Before:家にいて愚痴ばかり言う自分が嫌になっていた
After:愚痴が減り、自分を少し好きになれた

デメリットはあるものの、働くストレスが軽減されたことは明らかです。

ひより

「好きなこと」や「趣味」を見つけられる余裕も生まれました。こうしてブログを書き始められたのも、派遣社員になってからです。

そもそも”派遣”という働き方を選んだ理由は、性格的に正社員ではなかなか長続きしないからです。

最初は「正社員でなければならない」という自分の中で決めつけていましたが、結果的に「派遣の働き方」が肌に合い、正社員の時よりも長く就業できているため、派遣を選んでよかったと思っています!

【体験談】派遣社員で働いてよかったこと

では、具体的に3年間、派遣社員で働いてよかったことをご紹介していきます。

ひより

派遣先企業によって「環境」や「ルール」も異なるため、参考までにみてくださいね。

気持ちの切り替えがしやすい

派遣社員は「ON・OFF」の気持ちの切り替えがしやすいです。

というのも、分単位で時給が発生しているため「周りに合わせた残業」や「規程より短い休憩時間」になることが少ないからです。

それにより、

・就業時間5分前に出社
・休憩時間は1時間ピッタリ取れる
・定時で帰れる
 など

1時間前に出勤をしたり、サービス残業する必要がありません。

分単位で時給が発生しているため、サービス残業する必要もありません。

ひより

残業もするほど時給が発生するため「早く帰ってね」と言われることも多いです。

以前は始業時間の1時間以上前には出社することが当たり前。周りが残業していれば、一緒に残業することが当たり前でした。

今ではそれもなくなり、定時までに終わらない仕事があったとしても強制終了できます。自然と「ON・OFF」の切り替えもできるようになり、ストレスもかなり軽減されました。

気楽に働ける

派遣社員は気楽に働くことができます。

・契約範囲内の仕事内容
・職場ルールの強要が少ない
 など

直接雇用の社員ではないからこそ、「社内ルールの強制」がなく「責任も軽い」からです。

また、派遣社員は「更新制(3ヶ月更新など)」で、辞める選択肢も持っています。(逆に契約が切られる大きなデメリットもありますが・・・)

たとえ、仕事がツラくなってしまっても「一旦3ヶ月働いてから決めよう」と良い意味で軽く思えます。

以前は毎日カウントダウンしていたり、「あとどのくらいこの会社にいるのだろう?」と重く捉えていましたが、今ではそれもありません。

重く捉えすぎず、気楽に働けるようになったことは派遣の大きなメリットですね。

相談できる人がいる

派遣社員は、一人ひとりに営業担当がつきます。

仕事に行き詰まったときも、すぐ相談できる相手がいることは心強いです。

・契約外の仕事を頼まれている
・土日出勤を頼まれているけど断りたい
・仕事が多すぎて耐えられそうにない 
など

仲介役として派遣先企業との間に入り、長期就業のサポートをしてくれることもあります。

わたしは相談をしたり、断ることがあまり得意ではないのですが、同じ職場の人ではない「営業担当」だからこそ、相談できることもありました。

1人で抱え込まずに済むため、安心して働けることはありがたかったです。

ひより

「本当に相談して良いのかな?」と思うこともありましたが、いざとなったときに頼りになる存在です。

社内イベントは自由参加

基本、社内イベント(社内研修・忘年会・歓迎会・飲み会)は自由参加です。(※派遣先企業にもよる)

ひより

派遣先企業としては「派遣社員を安易に誘っていいか分からない」という会社が多いです。

正社員だった頃は、

・1回5,000円支払う飲み会の参加
・終電前まで二次会の参加
・月1回の休日清掃 
など

就業時間外や休日にも職場の人と関わることが多く、断ることもできませんでした。

派遣社員は「参加でも不参加でもOK」のため、強要されないことは大きなメリットでした。

干渉されすぎない

派遣社員は、適度な距離感を保ちながら働くことができます。

派遣元企業(派遣会社)が間に入っているため、詮索されづらいです。

・学歴
・職歴(企業名)
・住所
・年齢 
など

派遣先企業に個人情報は伏せられているため、変に干渉されることもありません。

学歴などで判断されることは少なからずあります。そんな中、程よい距離感を保ちながら過ごせることは、気持ち的にもラクでした。

【体験談】派遣社員で働くデメリット

では次に、派遣社員で働くデメリットをご紹介していきます。

ここまでメリットをご紹介してきましたが、派遣社員だからこそ微妙と思ったこともあります。

体験談を1つの参考としてみてくださいね。

壁を感じる

派遣社員は「見えない壁」を感じることがあります。

「社内ルール・イベント参加」の強要はされませんが、その差があるからこそ壁を感じてしまうことがあるからです。

例えば、社内イベントの話題になったとき、不参加者は話に入れずに少し気まずいです。

ひより

社内イベントに関する雑談をしている時に「自分は参加してないから・・・」と戸惑うなんてことも。

疎外感を感じる場合は、就業先に派遣社員が多いところを選ぶことで罪悪感も軽減されます

雑用係になりがち

派遣社員はぶっちゃけ「雑用係」になりがちです。

ひより

派遣社員の求人票によく「庶務雑務」と記載があるのを見かけますよね。

・段ボールを潰す
シュレッダーをかけ
ファイリングをする
 など 

誰でもできるような雑用が多いです。

また、わたしが働いていた会社では私以外「電話・来客対応」をしませんでした。

全ての派遣先企業がそうではありませんが、「庶務雑務=派遣の役目」と考えている会社は多いです。

仕事内容で「雇用形態の壁」を感じてしまうことはありますね。

スキルに不安を感じる

このまま派遣で大丈夫なのだろうか?
また違う仕事を探す時に雇えてもらえるだろうか?

業務内容が限られている分、スキルに不安を感じることはあります。ふとした時に、将来に不安を覚えることも・・・。

転職市場は年齢を重ねていくごとに「スキル・経験」は求められがちです。

派遣であっても「スキルのある人」が優先されやすいため、将来への不安はある働き方ですね。

ひより

わたしは非正規雇用で働きながら、副業もしています。副収入があることで、そのような不安も分散されました!

給与変動が大きい

派遣は給与変動が大きいです。

時給制で、営業日数によって給与が変わってくるからです。

(例)
17営業日の場合 → 1,300円×17営業日×8時間=176,800円 
18営業日の場合 → 1,300円×18営業日×8時間=187,200円

ひより

1ヶ月の営業日が少し変わるだけで、給料が1万円も変わってしまいます。

以前より心に余裕が生まれたことで、節約はできていますが、給与が不安定であるデメリットはありますね。

給与変動がある分、派遣社員で働きながら副業をするのもおすすめです。ただ、副業NGの派遣会社もあるので注意が必要です。

【暴露】派遣社員のリアルな実態

では次に「派遣社員の実態」についてご紹介していきます。

「派遣社員になる前にどうなんだろう?」と感じていたことが、徐々に明らかになってきたので、リアルにお話ししていきます。

これから派遣社員に興味を持っている方は重要なポイントなので、チェックしてみてくださいね。

派遣切りは普通にある

「派遣切り」は普通にあります。

実際、同部署にいた派遣の方は3年に満たないうちに、契約期間満了になりました。(※派遣社員は抵触日により一番長くて3年間働けます)

契約終了理由は「休みが多かった」からです。

雰囲気に合わなかったり、勤務態度が良くない場合は、すぐ判断されがちです。(※派遣先企業にもよる)

派遣切りを目の当たりにし、「派遣の不安定さ」は感じましたね。

昇給の可能性はある

派遣社員は「昇給」の可能性はあります。

ひより

経験談として、1年経過時には「20円UP(月3,000円程度)」、2年経過時には「50円UP(月7,000円程度)」しました!

派遣社員は時給のため「20〜50円」程度ですが、月で考えると3,000円以上上がっているのはかなり大きいですよね!

派遣社員であっても、頑張りが給与に反映されることは嬉しいポイントでした。

派遣同士の時給共有は要注意です。時給が異なっていることで、いざこざに発展することもあります。自分自身の評価が下がることもあるため、時給の共有は避けておきましょう。

直接雇用の道もある

タイミングが合えば「一般派遣→直接雇用」の道もあります。

ひより

実際、同じ職場の人が「派遣社員→直接雇用」になりました。わたしも声をかけていただきました。(非正規雇用の方が肌に合っていたので断りましたが・・・)

期間限定求人(産休代替・つなぎ)や直接雇用可能性ゼロの求人以外であれば、直接雇用の可能性もあります。

最近は求人票にも「直接雇用あり」と記載もあるため、直接雇用を目指している方は狙い目ですね!

「派遣社員→直接雇用」になった前例がある派遣先企業は、直接雇用になれる可能性が高いです。タイミングとしては「抵触日」を迎えた3年目に声がかかることが多いでしょう。

派遣社員で働く上で大事だと思ったこと

では最後に「派遣社員で働く上で大事だと思ったこと」をご紹介していきます。

知っておくことで将来的なキャリアを築け、時給も上げやすくなります。一つ一つチェックしていきましょう。

スキルを身につける

「スキル」は改めて大事だと思い知らされました。

未経験OK」の仕事はありますが、年齢を重ねるごとにスキルはどうしても求められるからです。

逆にスキルがあれば、年齢を重ねていても、求人を見つけやすくなります。

例えば、職歴が多い場合でも「同じ業界・職種」で働くことでスキルが身につきます。

派遣社員は、仕事の範囲が限られているため自分自身でスキルを身につけていく必要があります。今後のキャリアを有利にしていくためにも、意識的にスキルを身につけることは大事だと感じました。

ひより

派遣会社によっては無料の「講座・研修」もあるため、それを利用して学ぶこともできますよ♪

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

派遣の働き方は「メリット・デメリット」それぞれありますが、自分には合っている働き方でした。

ただ、年齢を重ねるにつれて仕事が見つけづらくなったり、スキルが身につきづらい側面もあります。

ひより

「スキルを身につけること・経験を積むこと」も意識し、非正規ライフを過ごしていきたいと思います。

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